Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WS申込者宛に個人情報が閲覧できるURLを誤送信 - 東京都

東京都は、ワークショップの申込者に関する個人情報が閲覧できるURLを記載したメールを誤って送信するミスがあったことを明らかにした。

都によれば、業務委託先であるJTBより、8月10日18時半から20時半にかけて、ワークショップの申込者56組に対し、個人情報が閲覧できるURLを誤って記載したメールを送信したもの。申込者56組62人の氏名、電話番号、メールアドレス、年代、居住都道府県名が含まれる。

同日、メールの受信者から指摘があり、翌11日に委託先事業者の担当者が確認した。同社ではURLを無効化し、同社へ連絡した申込者に対しては電話で謝罪していたが、同社内で情報共有が行われておらず対応が遅れたという。

都では、8月17日に申込者から連絡があったことで事故を把握。都よりすべての対象者に謝罪を行った。

(Security NEXT - 2023/08/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

教員採用選考受検者の自己申告用紙が所在不明に - 新潟県
他県で実施した中学校自然教室で生徒名簿が所在不明に - 横浜市
誤った住所へ会員証を送付、システムトラブルで - JAF
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
MDMサーバから従業員情報流出、削除データも - ジブラルタ生保
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
ファッション通販サイトに不正アクセス、通知メールが送信
サイバー攻撃で元従業員情報が流出した可能性 - クミアイ化学工業
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供