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患者情報を記録したカメラが所在不明 - 立川病院

国家公務員共済組合連合会の立川病院は、患者の個人情報が記録されたデジタルカメラが所在不明となっていることを明らかにした。

同院によれば、7月31日に患者の個人情報が記録されたデジタルカメラを紛失したもの。院内を探索したが見つかっていない。

問題のデジタルカメラには、2021年12月から2023年7月までに、同院の形成外科を受診した患者473人の電子カルテ画面や創部の画像が記録されている。同院では、対象となる患者に対して担当医師が個別に連絡を取っている。

今回の問題を受けて同院では、院内で取り扱う個人情報が記録された外部メディアについてパスワードを設定。SDメモリカードに関しては、データ保存後にすみやかに削除し、デジタルカメラなどの保管も施錠管理を徹底して再発の防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2023/08/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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