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「VMware TAS for VMs」に情報漏洩の脆弱性 - ログに認証情報

VMwareは、「VMware Tanzu Application Service for VMs」「Isolation Segment」のアップデートをリリースした。

両製品において、システム監査ログに認証情報が記録される情報漏洩の脆弱性「CVE-2023-20891」が明らかとなったもの。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」において同脆弱性のベーススコアを「6.5」、重要度を4段階中、上から3番目にあたる「中(Moderate)」とレーティングしている。

同社は脆弱性を修正した「VMware Tanzu Application Service for VMs 4.0.5」「同3.0.14」「同2.13.24」「同2.11.42」および「Isolation Segment 4.0.4」「同3.0.13」「同2.13.20」「同2.11.35」をリリース。アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/07/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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