Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Windows」や「Netwrix Auditor」の脆弱性が標的に - 米政府が注意喚起

サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、5件の脆弱性について悪用が確認されているとして注意喚起を行った。

現地時間7月11日に「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ5件の脆弱性を追加したもの。

具体的には、同日マイクロソフトが月例セキュリティ更新をリリースした4件の脆弱性「CVE-2023-32046」「CVE-2023-32049」「CVE-2023-35311」「CVE-2023-36874」を早くも追加した。

のこる1件は、Netwrix Auditorの脆弱性「CVE-2022-31199」。同脆弱性に関しては、マルウェア「Truebot」による悪用が確認されており、米国やカナダの当局が注意を呼びかけている

米国の行政機関では、同リストに追加された脆弱性について対策を講じる義務が生じる。また同リストへ追加された脆弱性は広く悪用される可能性があるため、対象機関以外の組織も警戒する必要がある。

(Security NEXT - 2023/07/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

子ども預かり支援サイトで設定ミス、非公開の氏名が閲覧可能に - 横浜市
ランサム被害のイズミ、侵入経路はVPN - システムは概ね復旧
保険料算出に「AWS Security Hub」の評価を活用 - 東京海上日動
Veeamのサービスプロバイダ向け管理製品に深刻な脆弱性
高額療養費支給申請書を紛失、ゴミと取り違えられた可能性 - 川崎市
アルバイトが業務上知り得た個人情報を漏洩 - 河合塾進学研究社
グリコ、冷蔵食品の出荷再開を延期 - 約150億円の売上減を予想
GitLab、アップデートで脆弱性11件を修正
マイクロサービスを構築するフレームワーク「Spin」に脆弱性
高校で生徒の進路希望先を記載した一覧表を紛失 - 三重県