Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

VMware製ログ管理製品の脆弱性 - エクスプロイトコードが公開

VMwareは、ログ管理製品「VMware Aria Operations for Logs(旧vRealize Log Insight)」に明らかとなった既知の脆弱性に関して、エクスプロイトコードが公開されているとしてアドバイザリを更新した。

4月20日にアドバイザリを公開し、アップデートを提供していた「CVE-2023-20864」について、その後エクスプロイトコードが公開されたことを受けてアドバイザリを更新したもの。

同脆弱性は、信頼できないデータをデシリアライズする脆弱性。認証なしに悪用が可能で、リモートよりroot権限で任意のコードを実行されるおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

同脆弱性は、Zero Day Initiativeを通じて外部非公開のもと匿名の研究者よりVMwareに報告があり、修正を実施していた。Zero Day Initiativeでは、6月29日に同脆弱性の詳細を公開している。

(Security NEXT - 2023/07/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み