「OpenTSDB」にリモートよりコードを実行されるおそれ
分散型データベース「OpenTSDB」において、リモートよりコードを実行可能となる脆弱性が明らかとなった。パッチが公開されている。
「同2.4.1」および以前のバージョンにおいて、グラフ描画ツールの「Gnuplot」に対してユーザー制御の入力を構成ファイルに書き込み、「Gnuplot」で実行することでリモートよりコードの実行が可能となる脆弱性「CVE-2023-36812」が明らかとなったもの。
GitHubにおいて、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
同脆弱性は「同2.4.1」および以前のバージョンに影響があり、開発チームでは、リポジトリにおいてパッチを提供しており、「同2.4.2」にて反映される見込み。また「Gunuplot」を無効化する回避策をアナウンスしている。
(Security NEXT - 2023/07/05 )
ツイート
PR
関連記事
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
