Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ANAマイレージ会員を狙うフィッシングの報告が増加

全日本空輸(ANA)を装うフィッシング攻撃の報告が増加している。フィッシング対策協議会が注意喚起を行った。

フィッシング対策協議会によれば、マイレージクラブなど会員情報について更新が必要などとだまし、会員サービスなどへ支障が出るなどとして不安を煽って偽サイトへ誘導するフィッシング攻撃が確認されているもの。

メールには少なくとも7種類の件名が悪用されており、メールの文面も複数確認されている。

誘導先のフィッシングサイトでは、会員情報の確認などとして、氏名や住所、携帯電話番号、メールアドレス、クレジットカード情報のほか、追加認証の情報なども入力させようとしていた。

同協議会では、類似したフィッシング攻撃に注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/07/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
SAML認証ライブラリに脆弱性の指摘 - CVE番号は「拒絶」に
先週注目された記事(2025年7月20日〜2025年7月26日)
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
メール誤送信で留学生受入先のメアドが流出 - 福知山公立大
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
NASとWi-Fiルータの初期パスワードに注意喚起 - バッファロー
NASがランサム被害、脅迫メッセージを確認 - 福祉サービスのNPO法人