Synology製NASのアドオンパッケージに深刻な脆弱性
SynologyのNAS製品向けに提供されているアドオンパッケージに深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。
「Synology DiskStation Manager(DSM)」に提供されているアドオンパッケージのウェブメールサービス「Mail Station」に複数の脆弱性が明らかとなったもの。
「SQLコマンド」や任意のスクリプト、HTMLタグの挿入が可能になるという。同社において識別子「Synology-SA-23:09」にて取り扱われているが、アドバイザリを公開した6月27日の時点でCVE番号は示されていない。
同社は重要度をもっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティング。修正版をリリースしており、アップデートを呼びかけている。
(Security NEXT - 2023/06/28 )
ツイート
PR
関連記事
サーバにサイバー攻撃、影響など詳細を調査 - レイメイ藤井
「Kubernetes」マルチテナント管理ツール「Capsule」に深刻な脆弱性
Google、「Chrome 139」をリリース - AIが発見した脆弱性を修正
「Firefox 142」を公開 - 9件の脆弱性を解消
中学PTA議決資料が閲覧可能に、クラウドで設定ミス - 奈良市
緑地管理者がボランティア宛てメールを「CC」送信 - 名古屋市
旧保育所に不法侵入、建物内部に個人情報 - 北見市
マイナンバー文書を誤廃棄、保存期限の設定ミスで - 上三川町
「VMware Tanzu for Valkey」の脆弱性を修正 - 「クリティカル」も
「PostgreSQL」にセキュリティアップデート - 「13系」は11月にEOL