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「Microsoft Edge」にセキュリティ修正 - 独自の脆弱性も

マイクロソフトは、現地時間6月15日に「Microsoft Edge 114.0.1823.51」をリリースした。複数の脆弱性を解消している。

ベースとなる「Chromium 114.0.5735.134」「同114.0.5735.133」がリリースされたことを受け、アップデートをリリースしたもの。

「Chromium」では、重要度が「クリティカル(Critical)」とされる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2023-3214」をはじめ、4件の脆弱性が修正されており、これらを反映した。

くわえて「Microsoft Edge」特有の脆弱性「CVE-2023-33145」に対応。情報漏洩の脆弱性で、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「6.5」。重要度は「重要(Important)」とレーティングされている。

(Security NEXT - 2023/06/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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