Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Rancher」に深刻な脆弱性 - 管理者権限を取得されるおそれ

コンテナの管理プラットフォーム「Rancher」に権限昇格が可能となる深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートにて修正されている。

同ソフトウェアがインストールされているローカルクラスター内において、あたらしいクラスターを作成して使用できる「スタンダードユーザー」以上の権限を持つ場合に、ローカルクラスターの管理者権限を取得できる脆弱性「CVE-2023-22647」が明らかとなったもの。

SUSEでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」におけるベーススコアを「9.9」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

開発チームでは、「同2.7.4」「同2.6.13」にて同脆弱性を修正した。また同バージョンでは、CVSS基本値が「8.0」以上であり、重要度が「高(High)」とされる「CVE-2020-10676」「CVE-2023-22648」「CVE-2022-43760」についても修正されている。

監査ログを有効化している場合は、ログを調べることで、「CVE-2023-22647」が悪用された可能性があるか特定することが可能。また悪用されていた場合は、アクセスを維持するための変更が行われていないか確認するよう求めている。

(Security NEXT - 2023/06/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Google、「Chrome 145」をリリース - 複数脆弱性を修正
患者の個人情報含む書類を飲食店に置き忘れ、回収済み - 神戸海星病院
サポート詐欺で約2.5億円被害、PC遠隔操作から不正送金 - 信和
Apple、「macOS」向けにセキュリティアップデートを公開
「iOS/iPadOS 26.3」を公開 - ゼロデイ含む複数脆弱性を解消
LINEのQRコードやグループ作成求める詐欺メール - 「業務連絡の効率化」とウソ
「Apache Druid」に認証回避の深刻な脆弱性 - アップデート実施を
管理基盤「JetBrains Hub」に認証回避の深刻な脆弱性
SAP、セキュリティアドバイザリ26件を新規公開 - 「クリティカル」も
米当局、MS関連のゼロデイ脆弱性6件を悪用リストに追加