Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

二重脅迫やめたランサムウェア「BianLian」 - 米豪が注意喚起

今回のアドバイザリでは、これまでの調査で明らかとなった「BianLian」に関する具体的な攻撃手法を説明するとともに、2023年3月までにFBIの捜査で得られた「IoC(Indicators of Compromise)」情報を公開した。

被害を未然に防ぐため、「RDP」や「VPN」など、意図しないリモートアクセスが稼働していないか確認し、承認したものへ厳密に制限することや、コマンドラインおよびスクリプトによる操作権限の無効化、「Windows PowerShell」のアップデート、利用制限といった対策を示し、重要インフラ関係者や中小規模の組織に対して注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/05/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
狂犬病予防接種会場で強風により申請書が飛散 - 京丹後市
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
LINEヤフーに再度行政指導 - 報告受けるも対応や計画不十分