患者情報含むポータブルHDDが所在不明に - 浜田医療センター
国立病院機構は、浜田医療センターにおいて入院患者の個人情報が保存されたポータブルハードディスクが所在不明となっていることを明らかにした。
同機構によれば、4月5日に院内で利用していた入院患者の情報が含まれるポータブルハードディスクを紛失していることが判明したもの。
問題のハードディスクには、過去10年間に特定の職員が担当した患者1320人に関するIDや病名が保存されていた。さらに患者のID、年齢、性別、心身の状況、治療方針などのデータも含まれるという。パスワードなどのセキュリティ対策は講じられていなかった。
同院では、院内で紛失した可能性が高く、院外に持ち出して紛失した可能性は低いと説明。対象となる患者に対し、個別に連絡を取るとしている。
(Security NEXT - 2023/04/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
