コスメ通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
香水や化粧品を取り扱う通信販売サイト「FRAGRANCYオンラインショップ」において個人情報が流出し、一部のクレジットカード情報については不正利用された可能性があることがわかった。
同サイトを運営するFRAGRANCYによれば、脆弱性を突く不正アクセスによりサーバへ侵入され、決済アプリケーションを改ざんされるなど被害に遭ったという。
2021年6月4日から2022年12月23日にかけて購入時に利用された顧客のクレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードなど4387件が流出し、不正に利用された可能性がある。
また同サイトを過去に利用したことがある全顧客最大1万6347人分の氏名、住所、電話番号、メールアドレス、購入履歴のほか、任意で登録された会社名や性別、生年月日についても流出したおそれがあることが判明した。
2022年12月23日にクレジットカード会社から情報流出の指摘を受け、同サイトでの販売を停止。2022年12月26日に個人情報保護委員会へ報告している。
(Security NEXT - 2023/03/29 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開