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個人情報含む指示文書を第三者にFAX誤送信 - 厚労省

近畿厚生局は、京都事務所において、医療機関に個人情報含む指示文書をファックス送信した際、誤って第三者へ送信するミスがあったことを明らかにした。

同局によれば、1月12日8時半過ぎ、京都事務所が保険指導の対象としていた保険医療機関に対し、事前に10人分の診療録を準備するよう指示した文書をファックスで送付したが、数分後に第三者から身に覚えのない文書が届いたと連絡があり、誤送付が判明した。

問題の文書には、対象患者の氏名、生年、保険医療機関名、加入保険制度が記載されていた。相手先番号の確認が不十分だったことが原因としている。

同日、京都事務所では誤送付先を訪問し、謝罪するとともに指示文書を回収した。また送信先である保険医療機関を訪問して謝罪。1月21日および22日に、指示文書に記載があった患者に謝罪を行ったとしている。

(Security NEXT - 2023/03/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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