Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サイバー攻撃を確認、一部商品提供に影響 - TDB

帝国データバンクは、外部からのサイバー攻撃によりネットワークで異常が発生したことを明らかにした。一部商品の提供などに影響が出ている。

同社によれば、2月21日にネットワークにおいて外部からの攻撃を検知したもの。社内システムに不具合が生じ、一部商品を提供できない状況に陥った。

外部や関係者などへ影響の拡大は確認されていない。同社では、外部協力のもと原因や被害の範囲、影響などを調査するとともに復旧作業を進めている。

本誌取材に対し、影響が生じた商品の具体名についてはコメントを避けた。企業信用調査や定期刊行物の発行、倒産情報の情報発信などは通常どおり提供していると説明している。

現在提供を行っている商品やサービスについては、すでに安全性を確認したとしており、利用者などへ被害が拡大するおそれもないとしている。

(Security NEXT - 2023/03/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「PAN-OS」に対するゼロデイ攻撃、国内被害は未確認
「PAN-OS」を狙う「Operation MidnightEclipse」 - 3月下旬より展開
Palo Alto Networksの「PAN-OS」にゼロデイ脆弱性 - パッチを準備中
サポート詐欺で患者情報含むPCが遠隔操作できる状態に - 富田林病院
イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 会津若松市
学校で個人情報含む入学関係書類を誤廃棄 - 横須賀市
人材育成プログラム「SecHack365」が応募受付をまもなく開始
フィッシングURLが前月比約84%増 - 使い捨てURLを悪用
【特別企画】経営戦略に資するセキュリティを学ぶ「情報システムCAMP2024」が4月18日開催
工場スマート化のリスクや対策を解説したガイドライン別冊資料