Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

服飾品の通販サイトに不正アクセス - 顧客情報流出の可能性

服飾品を販売する「三京商会 公式ショップ」が不正アクセスを受け、クレジットカード情報など顧客の個人情報が流出し、不正に利用された可能性があることがわかった。

同サイトを運営する三京商会によれば、同サイトの脆弱性を突く不正アクセスがあり、決済アプリケーションを改ざんされる被害が発生したという。

2020年7月28日から2021年12月20日にかけて同サイトで顧客8794人が決済時に入力したクレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードのほか、ログインIDであるメールアドレスやパスワードなどを窃取され、不正に利用された可能性がある。

さらに2020年7月28日までに同サイトへ会員登録したり、購入した顧客4万6614人に関する氏名、住所、電話番号、メールアドレス、性別、生年月日、職業、アカウント情報のほか、電話注文を行った顧客2716人分の氏名、住所、電話番号なども流出したおそれがある。

2022年8月26日に決済代行会社より情報流出の可能性について指摘があり問題が発覚。同日、個人情報保護委員会に報告した。同月31日にクレジットカード決済をはじめ、同サイトにおけるサービス全般を停止した。

(Security NEXT - 2023/02/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み