「Citrix Workspace app」などに脆弱性 - アップデートで修正
Citrixが提供する「Citrix Workspace app」などで脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。
「Citrix Workspace app for Windows」において、アクセス制御の不備に起因する脆弱性2件が判明したもの。「CVE-2023-24485」では権限の昇格が可能となるほか、「CVE-2023-24484」によりアクセス権限のないディレクトリへ書き込みが可能になるという。
また「Citrix Workspace app for Linux」においてもアクセス制御に脆弱性「CVE-2023-24486」が存在。同じ端末を利用する別のユーザーによってセッションを奪われるおそれがある。
「Citrix Virtual Apps and Desktops」では、「NT AUTHORITY/SYSTEM権限」を取得されるおそれがある権限昇格の脆弱性「CVE-2023-24483」が明らかとなった。
いずれもアドバイザリにおいて重要度やCVSS基本値などは示していない。同社は、各製品向けにアップデートを用意しており、対策済みのバージョンへ更新するよう利用者へ呼びかけている。
(Security NEXT - 2023/02/15 )
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