Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

脆弱性スキャナ「Nessus」にセキュリティアップデート

Tenableは、脆弱性スキャナ「Nessus」のセキュリティアップデートをリリースした。重要度を「クリティカル」とレーティングしている。

今回のアップデートは、権限昇格の脆弱性「CVE-2023-0101」を修正したもの。認証されたユーザーが細工したファイルを実行するとホストにおける「root権限」や「NT AUTHORITY/SYSTEM権限」を取得されるおそれがある。

同社は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.1」、重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

2022年12月29日に報告を受けたもので、年明け1月18日にリリースした「同10.4.2」「同8.15.8」にて同脆弱性を修正。利用者に注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/02/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意