Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

様式と誤って個人情報含むファイルをメール送信 - 嘉手納町

沖縄県嘉手納町は、住民の問い合わせに対して参考資料をメールで送信する際、誤って個人情報含むファイルを送信したことを明らかにした。

2022年11月29日に住民登録の問い合わせを行った住民に対して、メールに参考資料を添付して送信したが、本来ならば住民異動届の様式を添付すべきところ、個人情報を含むファイルを添付するミスがあったという。

誤送信したファイルには、2022年4月1日から同年7月13日に受け付けた住民異動届675人分の情報が記載されており、氏名、住所、世帯主名、異動事由、世帯員の名などが含まれる。

送付すべきだった住民異動届様式と今回誤送信したファイルは本来異なるフォルダに保管されているが、職員が報告物を作成するため、問題のファイルを複製してテスクトップに保存しており、十分確認せず、誤って送付してしまったという。

2023年1月4日に誤ったファイルを受け取った住民から指摘があり問題が判明。誤送信先へメールの削除を依頼した。住民には文書を通じて謝罪するとしている。

(Security NEXT - 2023/01/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ