Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「GitHub Enterprise Server 3.7.4」が公開 - Gitの脆弱性に対処

GitHubは、ソフトウェア開発プラットフォームの最新版「GitHub Enterprise Server 3.7.4」を1月17日にリリースした。複数の脆弱性を修正している。

「Git」において深刻な脆弱性「CVE-2022-41903」「CVE-2022-23521」が判明し、「同2.39.1」にて修正されたことを受け、反映したもの。アップデートの重要度については「高(High)」としている。

これら2件の脆弱性についてGitHubでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアをいずれも「9.8」、重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

また今回のアップデートに先立ち、同月12日に「GitHub Enterprise Server 3.7.3」をリリースしたばかりで、複数のセキュリティに関する修正やバグフィクスを行っていた。

同社では、利用者に対して最新版へアップデートするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/01/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Tenable Identity Exposure」に脆弱性 - 2月の更新で修正済み
個人情報を6機関に誤送信、転送され規模が20倍超に - 岐阜県
報道記者が個人情報含む資料を一時紛失 - ABCテレビ
約40万件の個人情報が流出した可能性 - ニデック子会社
CrowdStrike導入したWindows端末の97%以上がオンラインに
Acronisのデータバックアップ用インフラ製品に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
組込システムの検証テストツール「NI VeriStand」に複数脆弱性
SonicWall、「Blast-RADIUS」の緩和策でアドバイザリ
「Spring Cloud Data Flow」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開