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「GitHub Enterprise Server 3.7.4」が公開 - Gitの脆弱性に対処

GitHubは、ソフトウェア開発プラットフォームの最新版「GitHub Enterprise Server 3.7.4」を1月17日にリリースした。複数の脆弱性を修正している。

「Git」において深刻な脆弱性「CVE-2022-41903」「CVE-2022-23521」が判明し、「同2.39.1」にて修正されたことを受け、反映したもの。アップデートの重要度については「高(High)」としている。

これら2件の脆弱性についてGitHubでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアをいずれも「9.8」、重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

また今回のアップデートに先立ち、同月12日に「GitHub Enterprise Server 3.7.3」をリリースしたばかりで、複数のセキュリティに関する修正やバグフィクスを行っていた。

同社では、利用者に対して最新版へアップデートするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/01/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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