Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

VMwareのログ管理ツールに複数の深刻なRCE脆弱性

ログ統合管理ツール「VMware vRealize Log Insight」にリモートよりコードの実行が可能となる深刻な脆弱性が複数明らかとなった。アップデートが提供されている。

外部より同社に対して非公開で報告があり、同製品においてあわせて4件の脆弱性が明らかとなったもの。

「CVE-2022-31706」はディレクトリトラバーサルの脆弱性。攻撃者は認証なしにアプライアンスのOSに対してファイルを挿入でき、リモートでコードを実行されるおそれがあるという。

さらにアクセス制御の不備「CVE-2022-31704」が存在。認証なしにOSへファイルを設置し、リモートよりコードの実行が可能になるという。

これら2件の脆弱性に関しては、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

(Security NEXT - 2023/01/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

国内でも被害発生、「ColdFusion」の既知脆弱性狙う攻撃
バッファロー製ルータに脆弱性 - パスワード取得、コマンド実行のおそれ
米政府、悪用が確認された脆弱性3件について注意喚起
「Cisco ASA」「FTD」に複数脆弱性 - ゼロデイ攻撃も発生
「Chrome」にアップデート - 「クリティカル」の脆弱性などを解消
記者会見参加応募者の個人情報をメールで誤送信 - 太秦映画村
まもなくGW - 長期休暇に備えてセキュリティ対策の再確認を
MS、3月の月例更新で「Exchange Server」に生じた不具合に対応
「東京ガス」装うフィッシング - 「対応しないと供給停止」と不安煽る
NETGEARの一部ルータに認証バイパスの脆弱性 - 早急に更新を