Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

日経の記事クリッピングサービスにサイバー攻撃 - 個人情報が流出か

日本経済新聞社は、新聞記事のクリッピングサービス「日経スマートクリップ」において一部利用者の個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、新聞記事クリッピングサービス「日経スマートクリップ」で利用するサーバが攻撃を受けたもの。12月14日に判明した。

調査を行ったところ、子会社の日経メディアマーケティングが契約するホスティングサーバよりサービスを受けている企業において、同サービスを利用する利用者266人に関する情報が外部に流出した可能性があるという。メールアドレスのほか、一部利用者については氏名やIDも含まれる。

同社では攻撃を受けたサーバに対する外部からのアクセスを遮断。外部事業者協力のもと、被害の内容や範囲などについて特定を進めている。

個人情報保護委員会へ事態を報告。顧客に対して代替サービスを順次提供している。

(Security NEXT - 2022/12/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設