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サイトの脆弱性診断で勝負 - 専門学生向けセキュコンが開催

専門学校や高等専門学校の学生を対象としたセキュリティコンテスト「MBSD Cybersecurity Challenges 2022」が開催された。実践的な課題を前にプロも感心するプレゼンテーションが展開された。

同コンテストは、三井物産セキュアディレクションが開催した学生を対象とするセキュリティコンテスト。毎年開催しており、2022年で7回目を迎えた。

今回の課題はウェブサイトの脆弱性診断調査。参加者はサイバー攻撃により想定される被害、脆弱性の再現方法、対策方法などを報告書として取りまとめ提出する。11月の予選には、全国27校から105チームがエントリー。上位10チームが12月15日の最終審査会にコマを進めた。

診断対象は、学習塾で利用するウェブサイトを想定。先生や生徒、保護者など複数の権限が存在し、一見仕様もわかりにくく、診断サービス側から見て「診断したくないサイト」がコンセプトとなっている。

脆弱性診断が行われる実際の現場では、当然ながら診断側が対象を選ぶことはできず、仕様や挙動がよくわからない状態で診断を行わなければならないことも少なくなく、より実践的な課題を用意した。

(Security NEXT - 2022/12/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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