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「Pulse Connect Secure」にサービス拒否の脆弱性

「Ivanti Connect Secure(旧Pulse Connect Secure)」にサービス拒否へ陥るおそれがある複数の脆弱性が含まれていることがわかった。10月にリリースされたアップデートで修正されている。

同社アドバイザリによれば、「Ivanti Connect Secure」「Ivanti Neurons for Secure Access」「Ivanti Policy Secure」「Ivanti Neurons for Zero-Trust Gateway」に2件の脆弱性が存在するという。

「Ivanti Connect Secure」「Ivanti Neurons for Secure Access」では、「CVE-2022-35254」「CVE-2022-35258」のいずれも、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.5」と評価されている。一方、「Ivanti Policy Secure」「Ivanti Neurons for Zero-Trust Gateway」では、CVSS基本値を「6.5」とした。

同社では10月にアドバイザリを公表し、脆弱性を修正するアップデートを提供している。「Ivanti Neurons for Secure Access」についても10月にアップデートが完了しており、利用者における対応は不要だとしている。

(Security NEXT - 2022/12/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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