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県立高校で修学旅行引率中に生徒の個人情報を紛失 - 静岡県

静岡県は、県立高校の教諭が、修学旅行引率中に、生徒の個人情報が記載された旅行資料を紛失したことを明らかにした。

同県によれば、12月6日に職員用修学旅行資料と生徒用修学旅行資料を紛失したもの。同日16時ごろ、教諭が宿泊先のホテルにおいて紛失していることに気づいた。

職員用の資料には、生徒281人分の氏名と部屋番号、生徒20人の氏名とアレルギー源となる食品、教員20人の氏名と電話番号が記載されていた。一方、生徒用資料には、生徒65人および教員16人の氏名が含まれる。

同日11時ごろから16時ごろまでの間、名古屋から奈良に向かう鉄道の車内あるいは奈良市の研修先で紛失した可能性があるという。紛失の発生を受けて、12月8日に関連する生徒全員や保護者にメールで経緯の説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2022/12/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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