Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Sophos Mobile」のオンプレミス版に深刻な脆弱性

エンドポイントの管理ソリューション「Sophos Mobile」のオンプレミス版に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

同製品は、WindowsやmacOS、iOS、Androidなどを搭載した端末のセキュリティや管理機能を提供するソリューション。

今回あらたにサーバサイドリクエストフォージェリ(SSRF)が可能となる「XML外部実体参照(XXE)」の脆弱性「CVE-2022-3980」が明らかとなったもの。

「同9.7.4」および以前のバージョンが影響を受ける。外部の研究者が発見し、同社へ報告したという。オンプレミス版に影響があり、「Sophos Central」については影響を受けない。

同社は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」において同脆弱性のベーススコアを「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティング。

脆弱性を修正した「同9.7.5」を用意しており、アップデートできない場合は、ホットフィクスを適用するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/11/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年6月8日〜2025年6月14日)
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も