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「Samba」のPAC処理にバッファオーバーフローの脆弱性

「Samba」の開発チームは、脆弱性へ対処したセキュリティアップデートをリリースした。

「Privilege Attribute Certificate(PAC)」を含むチケットの処理においてバッファオーバーフローが発生するおそれがある脆弱性「CVE-2022-42898」が明らかとなったもの。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「6.4」としている。

開発チームでは、脆弱性を解消した「同4.17.3」「同4.16.7」「同4.15.12」をリリースしたほか、「同4.17.2」「同4.16.6」「同4.15.11」向けにパッチを用意しており、できるかぎり速やかにアップデートを実施するよう求めている。

(Security NEXT - 2022/11/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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