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メール誤送信、宛先候補に表示された類似メアドに - 大阪市

大阪市は、東住吉区役所において、課外学習塾の受講希望者に関する名簿を第三者へ誤ってメールで誤送信する事故が発生したことを明らかにした。

同市によれば、11月2日13時半ごろ、小学生対象の課外学習塾「学習塾なでしこ」事業の受講希望者名簿を、誤って関係ないメールアドレスに送信するミスがあったという。

職員が受託事業者の担当者2人にメールを送信する際、メーラーに表示された候補より宛先を選択したが、1人について類似したメールアドレスを誤って指定してしまったという。

誤送信したメールには、氏名、住所、電話番号など38件の個人情報が含まれており、送信後にメールアドレスを確認したところ、誤ったメールアドレスであることが判明した。

誤送信先にはメールを通じて名簿の削除を依頼しているが、11月15日の時点で連絡が取れない状況となっている。同市では対象となる児童の保護者に経緯を説明し、謝罪した。

(Security NEXT - 2022/11/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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