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DDoS攻撃の観測件数が減少、一方で100Gbps超の攻撃も - IIJレポート

インターネットイニシアティブ(IIJ)は、9月に同社で観測したDDoS攻撃の状況を取りまとめた。100Gbpsを超える規模の攻撃が発生し、同社において過去最大の転送量を記録したという。

同社がサービスやバックボーンを通じて対処したDDoS攻撃の状況を取りまとめたもの。同月に観測した攻撃は414件で、前月の536件から122件減少した。1日あたりの平均攻撃件数は13.8件。1カ月を通して見ると、5件から15件の日が多いが、25件を超える日も複数見られた。

同月に観測された攻撃において、もっとも規模が大きかったのはDNSプロトコルを用いたリフレクション攻撃。約1576万ppsのパケットにより、約107.6Gbpsのトラフィックが発生した。転送量としては同社の観測開始以来、過去最大だったという。36万ppsのパケット、約2.6Gbpsだった前月を大きく上回っている。

もっとも長く継続したのは「SYNフラッド攻撃」で、3時間10分にわたって継続した。

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攻撃件数と最大トラフィックの推移(グラフ:IIJの発表をもとに独自に作成)

(Security NEXT - 2022/11/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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