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技師が院内で患者情報含むメモを紛失 - 国東市民病院

国東市民病院は、同院職員のリハビリテーション技師が院内で患者の個人情報が記載されたメモ帳を紛失したことを公表した。

同院によれば、所在がわからなくなっているのは業務で使用しているメモ帳。9月16日に同職員があらたな患者情報を書き込もうとした際、見当たらないことに気がついた。同メモは、同月10日の勤務開始時に確認されていたが、以降の所在がわかっていない。

同メモには患者10人の氏名、年齢、病名、既往歴、家族歴、保険の情報などが記載されていた。スタッフルームや病棟を探索しているが見つかっていない。同職員は、院外に持ち出していないと証言しているという。

同院では、誤って破棄したものと判斷しており、対象となる患者に対し、書面を通じて経緯を説明し、謝罪している。

(Security NEXT - 2022/10/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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