Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

国内で約8000台の「FortiOS」管理者ログイン画面が丸見え - 標的となるおそれ

また管理者用ログイン画面の公開状況や、管理用REST APIの公開状況などに差異がある可能性もあり、実際に脆弱な機器の台数を示す数字ではない点に留意する必要がある。

いずれにしても多数機器において管理画面が外部に公開されており、攻撃者によって攻撃の試行対象として標的とされる可能性は高く、実証コードの公開によってより多くの攻撃にさらされることとなる。脆弱な状態であったならば、すでに侵害されていることも考慮する必要がある。

調査を行ったマクニカでは、自社だけでなく海外も含めたサプライチェーンにおいて脆弱性の対策状況を確認するよう注意を喚起している。

脆弱性の対象となるモデルを利用している場合は、パッチの適用後、不正アクセスの有無、侵害状況について調査し、身に覚えのない設定の変更やユーザー追加などが行われていないか確認するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/10/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

露APT28のマルウェア「GooseEgg」が見つかる - 2019年4月よりゼロデイ攻撃を展開か
フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
iOS向けLINEアプリの「金融系モジュール」に脆弱性 - アップデートで修正済み
能登半島地震被災地域の登録セキスペ、登録更新申請期限迫る
添付ファイルと宛先の確認不足が重なる誤送信が発生 - 大塚商会
福岡飲食店のECサイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
WP向け操作ログ記録プラグインにSQLi脆弱性 - パッチ未提供
グリコでシステム障害、冷蔵食品を出荷停止 - 再開は5月中旬予定
2024年1Qの脆弱性届け出は243件 - 前四半期比約2割減
教員や学生宛てのメールで個人情報含むファイルを誤添付 - 山口大