Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

保健所で新型コロナ発生届のFAXを誤送信 - 静岡県

静岡県は、東部保健所において新型コロナウイルス感染症発生届を誤った宛先にファックスで送信したことを明らかにした。

同県によれば、9月10日9時ごろ、東部保健所より3人分の新型コロナウイルス感染症発生届を療養者支援センターへファックスで送信する際、操作ミスにより誤って三島市内の薬局へ送信するミスがあったという。誤送信先より電話があり、問題が判明した。

発生届には、氏名、住所、電話番号、性別、生年月日、保護者氏名のほか、症状や発病年月日、感染原因、感染経路、ワクチン接種歴、重症度、入院の有無などが記載されている。

同県では9月12日に誤送信先を訪問して書類を回収。翌13日に対象となる感染者に謝罪した。

今回の問題を受けて同報送信機能や履歴による送信機能をオフにするなど設定を見直したほか、ダブルチェックの徹底や、送信履歴の確認など実施し、再発の防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2022/09/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ハウステンボスへのサイバー攻撃 - 個人情報流出の可能性
「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起
「Plesk」Linux版に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年12月7日〜2025年12月13日)
ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
【特別企画】最先端企業が直面した「AIセキュリティの盲点」とは? - 生成AIテーマにカンファレンス
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園