Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

複数のZyxel製NAS製品に深刻な脆弱性 - パッチの適用を

Zyxelが提供する複数のNAS製品に深刻な脆弱性が明らかとなった。リモートよりコードを実行されるおそれがあり、パッチが提供されている。

「NAS542」「NAS540」「NAS326」のファームウェアにおいて、書式文字列の処理に脆弱性「CVE-2022-34747」が明らかとなったもの。

細工したUDPパケットにより、認証なしにリモートよりコードを実行することが可能だという。同脆弱性における共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」と評価しており、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

同社は、各モデル向けに脆弱性を修正するパッチを用意。利用者にアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/09/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加