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プラネックス製ネットワークカメラ2製品に脆弱性 - サポート終了で修正予定なし

プラネックスコミュニケーションズのネットワークカメラ「スマカメ CS-QR10」「スマカメ ナイトビジョン CS-QR20」に脆弱性が明らかとなった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、これら製品に2件の脆弱性が明らかとなったもの。

ウェブ管理画面にログインできるユーザーによって任意のOSコマンドが実行可能となる脆弱性「CVE-2017-12576」や、シリアルインタフェースへ物理的に接続することで任意のOSコマンドが実行できる「CVE-2022-38399」が明らかとなったもの。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは、それぞれ「7.2」「6.8」と評価されている。

Necrum Security LabsのThomas J. Knudsen氏、Samy Younsi氏よりJPCERTコーディネーションセンターへ報告があり、判明した。これら製品のサポートはすでに終了しており、脆弱性を修正するアップデートの提供は行われないという。

(Security NEXT - 2022/09/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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