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自動車輸送統計調査で誤送付、別人の回答用パスワードを同封 - 国交省

国土交通省は、国の基幹統計調査として実施している「自動車輸送統計調査」において個人情報などが漏洩したことを明らかにした。

9月の調査を行うため、8月24日に調査票を約2万1000人へ送付したが、このうち一部の宛先が誤って前月の調査対象者となっていたもの。

調査票にはオンラインで回答するためのIDとパスワードを同封しているが、誤送付先となった300人に関しては、無関係である本来の調査対象者用のIDとパスワードが同封されていた。

これらアカウント情報を用いてシステムへログインすると、関係ない調査対象者の氏名、住所、車両番号などを閲覧できる状態だった。

8月29日に問題が発覚。回答システムに対するアクセスを遮断したが、すでに2件のログインが行われており、法人情報1件、個人情報1件が閲覧されていた。同省では関係者に対して経緯の説明と謝罪を行っている。

同省では、本来の回答者のみログインできるよう誤送付したパスワードを変更し、未送付となっていた対象者に調査票を発送した。今後は封入書類について確認を徹底するなど再発防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2022/09/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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