メール作成時のコピーで誤操作、本文にメアドの一部 - 静岡県立高
静岡県は、県立高校において8月19日に開催した学校合同説明会の参加者に送信した同報メールにおいてメールアドレスの一部などが流出したことを明らかにした。
同県によれば8月29日14時半ごろ、学校合同説明会へ参加した中学生および保護者など参加者約1500人に対し、アンケートフォームのURLをメールで通知しようとした際、一部メールに参加者に関する情報を記載するミスが発生したもの。
同校では、メールクライアントの仕様で同時に1500人へ送信できなかったことから、複数のグループにわけてメールを送信。
最初のグループに対するメールの送信後、本文をコピーして2番目のグループに対するメールを作成しようとしたところ、本文だけでなく宛先部分もコピーしてしまい、本文に記載した状態で参加者418人に送信してしまったという。
本文に記載されたのは、最初のグループとして宛先となった478人に関するメールアドレスの一部文字列のほか、氏名も1件含まれていた。メールアドレスについては「ユーザー名のみ」としており、ドメイン部分は含まれない。
送信当日の午後に受信者から指摘があり問題が判明。対象となる参加者にメールで謝罪して、誤送信したメールの削除を依頼。メールアドレスそのものが流出したわけではないが、悪用の可能性も否定できないとして関係者に注意喚起を行っている。
(Security NEXT - 2022/09/02 )
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