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「PukiWiki」にパストラバーサルなど複数の脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「PukiWiki」に複数の脆弱性が明らかとなった。

パストラバーサルの脆弱性「CVE-2022-34486」をはじめ、格納型クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2022-36350」、反射型XSSの脆弱性「CVE-2022-27637」が明らかとなったもの。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアは「CVE-2022-34486」が「7.7」、それ以外の2件については「6.1」と評価されている。

いずれも外部研究者が報告したもので、3月30日にリリースした「同1.5.4」はこれら脆弱性の影響を受けないとしており、同バージョンにアップデートするか、回避策の実施を呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/08/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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