「VMware Tools」に権限昇格のおそれ - アップデートが公開
VMware製品においてゲストOSの運用や管理をサポートするユーティリティ「VMware Tools」にあらたな脆弱性が明らかとなった。脆弱性を修正するアップデートが提供されている。
同社によると、「VMware Tools」には権限昇格の脆弱性「CVE-2022-31676」が存在し、脆弱性を悪用することでゲストOSにおける低権限のユーザーが、ゲストOSのroot権限を取得することが可能になるという。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.0」、重要度は4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングされている。
「Windows」「Linux」のいずれも影響があり、同社は脆弱性を修正した「同12.1.0」をリリース。あわせて「Linux」向けに「同10.3.25」を提供している。
(Security NEXT - 2022/08/24 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
県立高の林間学校で生徒名簿を紛失 - 埼玉県
小学校で2年分の心臓検診診断票が所在不明 - 名古屋市
イベント募集の関連ファイルに無関係の20年前登記情報 - 福山市
サイバー攻撃で障害、FW更新時に設定ミス - アクリーティブ
ネットワーク機器経由で侵害、個人情報流出か - クールジャパン機構
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性