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「VMware Tools」に権限昇格のおそれ - アップデートが公開

VMware製品においてゲストOSの運用や管理をサポートするユーティリティ「VMware Tools」にあらたな脆弱性が明らかとなった。脆弱性を修正するアップデートが提供されている。

同社によると、「VMware Tools」には権限昇格の脆弱性「CVE-2022-31676」が存在し、脆弱性を悪用することでゲストOSにおける低権限のユーザーが、ゲストOSのroot権限を取得することが可能になるという。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.0」、重要度は4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングされている。

「Windows」「Linux」のいずれも影響があり、同社は脆弱性を修正した「同12.1.0」をリリース。あわせて「Linux」向けに「同10.3.25」を提供している。

(Security NEXT - 2022/08/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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