Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Zimbra」の複数脆弱性が攻撃の標的に - 攻撃ツールの販売も

インターネット上に同ツールのインスタンスを公開しており、パッチのリリース後、すぐに適用できなかった場合は、脆弱性の修正だけでなく、すでに侵害されていることを想定して対応するようCISAでは呼びかけている。

対応にあたっては「IoC(Indicators of Compromise)」情報を提供しており、コマンド&コントロールサーバとの通信が発生していないか確認したり、提供する「Snort」の定義ファイルを用いて検知を行うよう求めている。セキュリティベンダーからは「YARAルール」も提供されている。

侵害を確認した場合は、実行中のプロセス、異常な認証、ネットワーク接続などの情報を確認し、影響を受ける可能性のあるホストの隔離や遮断を実施。

侵害されたホストのイメージを取得した上で、あたらしいアカウント情報をプロビジョニングし、CISAやMS-ISACへ侵害を報告するようアナウンスしている。

(Security NEXT - 2022/08/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

指標管理ウェブシステムから顧客情報流出の可能性 - 損保ジャパン
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
新規セキュリティアドバイザリ14件を公開 - SAP
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「GitLab」に複数脆弱性 - 早急にアップデートを
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
マンション管理業務主任者登録の申請書類が所在不明に - 国交省
個人情報含む伝票綴りを紛失、誤廃棄の可能性 - JAおきなわ
中学校で卒業生の個人情報が生徒用端末から閲覧可能に - 半田市
MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応