Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

学生の個人情報がネット上で閲覧可能に、委託事業者の不備で - 徳島大

徳島大学は、キャリア支援室予約システムを利用した学生の個人情報が、インターネット上で閲覧可能になっており、流出していたことを明らかにした。

同大によれば、同大のキャリア支援室予約システムを利用した学生、卒業生、修了生のべ7208人の個人情報が、7月5日から8月3日にかけてインターネット上で閲覧できる状態となっていたもの。氏名、性別、所属が対象としている。

8月1日に職員から指摘を受け、調査を行ったところ判明した、同日に閲覧できないよう対応するとともに、検索エンジンのキャッシュデータの削除を依頼。3日朝までにキャッシュデータを含む個人情報が削除されたことを確認した。

機能の拡張を目的に委託事業者がシステムの改修を行ったが、不備があったという。同大では、対象となる学生に対して書面を通じて経緯を説明し、謝罪した。卒業生と修了生に向けては、ウェブサイトでアナウンスを行っている。

(Security NEXT - 2022/08/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「PAN-OS」に対するゼロデイ攻撃、国内被害は未確認
「PAN-OS」を狙う「Operation MidnightEclipse」 - 3月下旬より展開
Palo Alto Networksの「PAN-OS」にゼロデイ脆弱性 - パッチを準備中
サポート詐欺で患者情報含むPCが遠隔操作できる状態に - 富田林病院
イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 会津若松市
学校で個人情報含む入学関係書類を誤廃棄 - 横須賀市
人材育成プログラム「SecHack365」が応募受付をまもなく開始
フィッシングURLが前月比約84%増 - 使い捨てURLを悪用
【特別企画】経営戦略に資するセキュリティを学ぶ「情報システムCAMP2024」が4月18日開催
工場スマート化のリスクや対策を解説したガイドライン別冊資料