Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

職員が上長アカウントに不正アクセス、投書から複数発覚 - 登米市

いずれの職員も行為を認めており、同市では職員1人に対して停職1カ月の懲戒処分、分限処分として降任とする人事を実施。また別の1人については減給6カ月の懲戒処分とした。

同市の聞き取りに対して、いずれの職員も興味本位で行ったもので、人事情報をいち早く知りたかったなどと話しており、今回の処分を受けて深く反省しているという。

問題の発覚を受けて、管理監督責任として不正アクセスが発生した期間の上長だった8人に関しても訓告や文書による注意などを行った。

また今回の問題を受けてパスワードの変更を実施。人事情報のファイルについてもパスワードを設定し、関係者以外が閲覧できないよう、対策を講じたとしている。

(Security NEXT - 2022/07/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
アスクル、手動出荷を試験運用 - 一部医療介護顧客で開始
イベント案内メールで誤送信、参加者のメアド流出 - 氷見市
サンプルコードなどの既知シークレット流用、サイト侵害の原因に
従業員アカウントが不正利用、フィッシング踏み台に - 常石G
通信機器経由でサイバー攻撃、侵害サーバに顧客情報 - 日本プラスト
海外グループ会社でインシデント、影響を調査 - 電通グループ
2月に「セキュキャン2026フォーラム」開催 - 活動成果を募集
「CSIRTスタータキット」の改訂版を公開 - 日本シーサート協議会
柏崎刈羽原発説明会の情報公開文書でマスキング漏れ - 新潟県