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「Burp Suite」に脆弱性 - 6月のアップデートで修正済み

PortSwiggerが提供する通信解析ツール「Burp Suite」に、URLが漏洩するおそれがある脆弱性が明らかとなった。

「Repeater」「Intruder」において細工されたレスポンスを閲覧すると、リダイレクトと誤って解釈するおそれがある「CVE-2022-35406」が明らかとなったもの。プロフェッショナル版、コミュニティ版のいずれも影響を受ける。

バグバウンティプログラムを通じて報告された脆弱性で6月に公開したアップデート「同Professional 2022.6」「同Community 2022.6」にて修正した。同社では脆弱性の重要度を「低(Low)」としている。

同アップデートでは、同脆弱性以外にも、ブラウザを「Chromium 102.0.5005.115」へと更新するなど、セキュリティ上の修正を実施したほか、バグの修正、機能強化などを実施している。

(Security NEXT - 2022/07/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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