公文書680件を誤廃棄、大半は審査会意見聴取前に - 三重県
三重県は、2020年度における公文書の管理状況について取りまとめた。公文書680件の誤廃棄があったという。
同県の公文書管理条例に基づき、管理状況について公表したもの。同県によれば、2020年4月1日から2021年3月31日までの1年間に4万3092件の公文書ファイルで保存期限を迎えたが、680件の誤廃棄が発生していた。
保存期限を迎えた公文書については、廃棄にあたり同県公文書等管理審査会の意見を聴く必要があるが、今回判明した680件のうち667件については、周知が不十分だったため、意見聴取前に廃棄したものだという。
同県では再発防止に向けて、関係機関における業務手順の見直し、職員への指導、適正管理の周知徹底などを実施しているという。
(Security NEXT - 2022/07/06 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
小学校で2年分の心臓検診診断票が所在不明 - 名古屋市
イベント募集の関連ファイルに無関係の20年前登記情報 - 福山市
サイバー攻撃で障害、FW更新時に設定ミス - アクリーティブ
ネットワーク機器経由で侵害、個人情報流出か - クールジャパン機構
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
先週注目された記事(2025年9月7日〜2025年9月13日)
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町