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公文書680件を誤廃棄、大半は審査会意見聴取前に - 三重県

三重県は、2020年度における公文書の管理状況について取りまとめた。公文書680件の誤廃棄があったという。

同県の公文書管理条例に基づき、管理状況について公表したもの。同県によれば、2020年4月1日から2021年3月31日までの1年間に4万3092件の公文書ファイルで保存期限を迎えたが、680件の誤廃棄が発生していた。

保存期限を迎えた公文書については、廃棄にあたり同県公文書等管理審査会の意見を聴く必要があるが、今回判明した680件のうち667件については、周知が不十分だったため、意見聴取前に廃棄したものだという。

同県では再発防止に向けて、関係機関における業務手順の見直し、職員への指導、適正管理の周知徹底などを実施しているという。

(Security NEXT - 2022/07/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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