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歯科健診受診票に別人の被保険者番号、そのまま活用 - 千葉市

千葉市は、後期高齢者歯科口腔健康診査の受診票に、異なる被保険者番号を印字するミスがあったことを明らかにした。誤りがある受診票はそのまま利用できるとしている。

同市によれば、5月25日に満76歳となった1万1287人に対して受診票を送付したが、このうち1万1260人分において、本来印字すべき番号とは異なる被保険者番号を印字していたもの。5月27日に受診票を受け取った住民から電話で指摘があり判明した。

歯科健診対象者のデータを作成する際に、操作ミスにより被保険者番号のデータにズレが生じ、そのまま印字していたという。

同市では、印字誤りの受診票を送付した対象者に、謝罪の書面を送付。歯科健診では、千葉県歯科医師会が訂正に協力するため、受信者による訂正の必要はなく、誤りのある受診票をそのまま利用できるとしている。

(Security NEXT - 2022/06/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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