Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

印字プログラム不具合で書類に別会員の口座情報 - 歯科コンサル会社

歯科医院のコンサルティングサービスを手がけるジャパンデンタルは、休業補償制度の案内書類に無関係の会員情報を記載するミスがあったことを明らかにした。

同社によれば、歯科医院経営研究会会員の団体契約による総合歯科医休業補償制度の年次更改手続きにあたり、新年度契約の請求額について案内したところ、書面に関係ない別の会員に関する口座情報が印字されていたもの。

3人の個人や35の医療法人に関する口座情報を誤って記載した。金融機関の名称、支店名、預金種目、口座番号の一部、口座名義などが含まれる。

データベースの契約情報をもとに書面を印刷するプログラムに不具合があり、誤った情報が抽出、印刷された。発送前に担当者が確認したが、気が付かなかったという。

7月28日に判明し、誤った口座情報が送付された会員には、謝罪のうえ正規の請求案内を送付。口座情報が流出した会員には個別に連絡し、経緯を説明するとともに謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2022/08/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
リフト券販売サイトが改ざん、個人情報が流出 - 片品村
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
第三者が旧ポイントサービスのドメインを取得 - ヴィンクス
パスワードリスト攻撃と見られるログイン試行を確認 - WOWOW
フィッシングURLは約3割減 - ブランドの悪用被害が増加
看護師が患者資料を本に挟んで持ち帰り - 本売却から発覚