Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「MS Edge 102.0.1245.30」が公開 - 独自含む複数脆弱性を解消

マイクロソフトは、同社ブラウザの最新版「Microsoft Edge 102.0.1245.30」をリリースした。「Chromium」による修正とあわせて、独自に3件の脆弱性を修正したという。

今回のアップデートは、「Chromium 102.0.5005.61」をベースとしたもので、セキュリティに関する32件の問題を解決。さらに「Edge」独自に3件の脆弱性を解消した。緊急性が高いものは含まれていない。

具体的には、サンドボックスがエスケープされるおそれがある権限昇格の脆弱性「CVE-2022-30128」「CVE-2022-30127」を修正。いずれも共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「8.3」で重要度は4段階中、上から3番目にあたる「中(Moderate)」とレーティングされている。

またなりすましの脆弱性「CVE-2022-26905」に対処した。CVSS基本値は「4.3」で重要度はもっとも低い「低(Low)」とレーティングされている。

(Security NEXT - 2022/06/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

個人情報保護スタンプにインク交換モデル - 新インク搭載
県税関連情報を第三者へ漏洩、電話照会への対応で - 長野県
不正アクセスの認知件数が前年比約45%増 - 検挙者は9.4%増加
公文書の誤廃棄で福祉事務所職員3人を処分 - 三重県
クレカセキュリティGLが改訂 - 2025年までに「EMV-3Dセキュア」原則導入
IPA、中小企業向けECサイトのセキュリティガイドラインを公開
ArubaのNAC製品に深刻な脆弱性 - 任意のユーザーを作成可能に
メール誤送信で資料請求者のメアド流出 - 放送大学
自転車売り場の防犯登録カード控を紛失 - 旧イオン横須賀店
サーバがランサム被害、内部に業務情報 - 放送映画製作所