「MSDT」にゼロデイ脆弱性「Follina」 - MSが回避策をアナウンス
マイクロソフトは、Microsoft Officeにおける「保護されたビュー」や、信頼されていないドキュメントを分離する「Application Guard for Office」などにおいても、現状確認されている攻撃については防ぐことができるとしている。
これに対し、「保護されたビュー」については「リッチテキスト形式ファイル(RTF)」を用いることで回避が可能であるとの指摘がセキュリティ研究者より出ている。
同脆弱性を分析したHUNTERSSは、エクスプローラーのプレビューでファイルを表示させるなど、ユーザー側のクリックといったアクションなしに脆弱性を悪用でき、今後悪用が増加するおそれがあるとして警鐘を鳴らしている。
(Security NEXT - 2022/06/01 )
ツイート
PR
関連記事
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局

