Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ファイルサーバへのサイバー攻撃、海外子会社経由で - 沖電気

沖電気工業のグループ企業で利用するネットワーク内のファイルサーバがサイバー攻撃を受けた問題で、同社は攻撃経路や影響などを明らかにした。

同社では、2021年11月に複数のファイルサーバに対して、通常の運用では発生することは考えられない大量のスキャンを検知。

2020年10月ごろより不審な通信が発生しており、一部データを第三者に読み出された可能性が判明したことから、対策を講じるとともに調査を進めていた

同社によると、第三者が正規アカウントを用いて、海外子会社のサーバ経由で日本国内の複数ファイルサーバに対して不正アクセスを行っていたという。

第三者によってアクセスされたファイルには、取引先の役職員の会社名、役職情報などのほか、取引先から提供された業務関連情報、同社の社内情報などが含まれる。

(Security NEXT - 2022/05/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加