ファイルサーバへのサイバー攻撃、海外子会社経由で - 沖電気
データを意図せず暗号化されたり、破壊されるといった被害はなかった。当初問題が明らかとなったサーバ以外に対するアクセスは確認されていないという。
国内サーバへアクセスするために悪用されたアカウントが乗っ取られた原因については、本誌取材に対し「非公表としている」として言及を避けた。
調査を通じてファイルが外部へ流出したことを示す証跡は確認されていないが、流出した可能性も踏まえ、影響を分析した上で対象となる取引先に連絡。また同社はひと通り調査を終えたとし、経済産業省や警察に被害を報告している。
今回の問題を受け同社は、海外拠点からの通信を制限するとともに、監視の強化、不正アクセスに用いられたアカウントのパスワードの変更など対策を実施。海外を含めてセキュリティ監視体制を強化し、再発防止を図るとしている。
(Security NEXT - 2022/05/18 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加

