Adobe、「Framemaker」「InDesign」など5製品でセキュリティ更新
Adobe Systemsは、複数製品向けに脆弱性を修正するセキュリティアップデートをリリースした。
各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせ、5製品に対してセキュリティアップデートをリリースしたもの。
「Adobe Framemaker」では、解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性や域外メモリの書き込みなど、3段階中もっとも重要度が高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性9件を含む10件の脆弱性を修正。
「Adobe InDesign」「Adobe InCopy」においても、それぞれ「クリティカル」とされる脆弱性3件に対応した。また「Adobe Character Animator」では、「クリティカル」とされる脆弱性1件、「Adobe ColdFusion」では、重要度が2番目に高い「重要(Important)」の脆弱性1件に対処している。
各製品向けにアップデートを用意しており、いずれも適用優先度は3段階中もっとも低い「3」とレーティング。任意のタイミングでアップデートを実施するよう求めている。
(Security NEXT - 2022/05/11 )
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